注文住宅の予算の決め方を3つのステップで解説
注文住宅の予算の決め方を3つのステップで解説
「注文住宅を建てたい」と思っても、自分にはいくらくらいの家が建てられるのかよく分からない方も多いかもしれませんね。住宅ローンの返済で家計が圧迫されないためにも、きちんと予算について知っておきましょう。
注文住宅の予算の決め方
住宅購入の予算として、「年収の5倍くらい」という話を聞かれたことのある方も多いのでは?これを「年収倍率」といいますが、年収が同じ額でも、子供の数や将来的な教育費、車のローンなど、家庭によって住宅にかけられる金額は変わってきますよね。
そのため今回は、より安心して予算を立てるために「毎月いくらずつなら住宅ローンを返していけるか」という視点から、住宅購入予算を考えていきたいと思います。
STEP1.無理のない「毎月返済額」を考える
では、月々どのくらいの住宅ローン返済額なら、家計が苦しくならないのでしょうか。「今の家賃が8万円だから、それくらいかな」「貯金があるから、家賃より高くても大丈夫そう」など、家庭によって金額は違うかと思います。
ここで注意しておきたいのは、「今の家賃=毎月返済額」で大丈夫とは一概に言えないということ。毎年10~20万円程度の固定資産税や、リフォーム資金についても考えなけばなりません。さらにマンションを購入するなら、管理費や修繕積立金として、ローン返済とは別に月2万円程度かかるでしょう。
一般的に毎月返済額の目安として、「年収の25%以内」とも言われています。例えば、年収420万円なら、「420万円×25%÷12ヵ月=月々8.8万円」ということになりますね。もちろん年収だけで決められませんが、目安として計算してみるのも良いかもしれません。
STEP2.「住宅ローンの借入金額」を計算
次に毎月返済額から、実際にどれくらい借入が可能なのか計算してみます。
毎月返済額 |
住宅ローンの借入金額 |
6万円 |
2,125万円 |
8万円 |
2,834万円 |
10万円 |
3,542万円 |
12万円 |
4,251万円 |
14万円 |
4,959万円 |
※元利均等返済、ボーナス返済なし、返済35年、金利1%で計算
ほかの返済額や金利から計算したい場合、金融機関やフラット35などのローンシミュレーションを使うと簡単に計算できます。
>> フラット35 ローンシミュレーション(毎月の返済額から借入可能金額を計算)
STEP3.頭金をプラス
先ほど計算した借入金額に頭金を合わせた額が、注文住宅に使える予算です。
「建物代+土地代+諸費用(税金やローン手数料など)」がこの予算内に収まるようにしましょう。
注文住宅の予算オーバーを避けるには?
予算を立てていても、気がつくと予算オーバーをしていたという事例も少なくありません。
では、きちんと予算内に収めるためにはどのような点に気をつけるべきなのでしょうか。
建物以外にかかる費用を知る
先ほども少し触れたように、注文住宅を建てるには「建物代」「土地代」「諸費用(税金・ローン手数料・保険料・引っ越し費用など)」が必要です。建物代だけに目がいきがちですが、そのほかも考えておかないと、あっという間に予算オーバーします。また、引き渡し後も固定資産税やメンテナンス費など維持費が必要です。
予算についてしっかり伝える
「お金のことを大っぴらに話すのは抵抗がある」という方もいると思いますが、予算についてしっかりと話すのは大切です。住宅会社は借入可能額だけでなく、金利や年収、教育費、老後の費用などから、詳細なシミュレーションをしてくれます。これにより、無理なく返済できる予算になっているか確認できるのです。また、予算の優先順位を担当者に伝えておくと良いでしょう。(例:キッチンとリビングが最優先、建具は優先度低めなど)
価格の分かりやすい会社を選ぶ
注文住宅は自由にカスタマイズできる反面、総額が分かりにくくなるのが難点です。
こだわるほど予算オーバーすることもよくあります。
打ち合わせをしてみないと総額は分からないので、不安に感じる方もいるでしょう。
そこで提案したいのが、価格が分かりやすい会社を選ぶことです。
「この間取りなら○○万円」と明確な価格表示だと、予算オーバーの心配も少なくなります。
まとめ
注文住宅を建てる前に、きちんと予算について知っておく必要があります。適正な予算を組めば、無理せず憧れのマイホームが手に入れられますよ。
愛媛県西条市・新居浜市のJUST+は、間取りで価格が決まっているので、予算内で収めやすいです。
毎月無理なく支払いをしながら、希望通りのマイホームを手に入れたい方は、ぜひご相談ください。