冬のお悩み…-後編‐
こんにちは、
愛媛県西条市の工務店JUST+西山です。
11/21~12/6まで長期に渡って開催させていただきました、JUST+初の平屋見学会。
今回は合計で52組のお客様にお越しいただきました。
沢山のご予約・ご来場、本当にありがとうございました。
今後のお家づくりの参考になれば幸いです!!
先週の見学会の中でも沢山質問をいただいた
住まいの冬の悩み事…『結露』
前回中途半端なところで終わってしまったので、今回は防ぎ方までお伝えします!!笑
結露を放っておくとどうなるのか
⇈のような状況見たことないですか?
そう、結露を放っておくとカビが発生します!!
カビは湿度の高い場所が大好き。
特に湿度70〜80%を超えるジメッとした環境を好み、あっという間に増殖します。
前回の『冬のお悩み…-前編-』で結露が発生する仕組みを書きましたが(是非見てください!笑)
結露は湿度が100%を超え、空気中に含みきれなくなった水蒸気が水滴となって現れたものなので、
結露がある場所=カビが発生しやすい環境といえます。
カビが発生すると見た目には勿論よくないですが、その他にもっと重大な悪影響があります!
①健康にも悪影響
結露が発生すると、同時にカビやカビを食べるダニが発生します。
カビは胞子出し、ダニの発生によって死骸やフンも発生します。
発生したこれらはアレルギーの原因物質であり、これを吸い込む事により健康に悪影響を及ぼします。
②住まいの寿命を縮めてしまう
結露を放っておくと、柱などの建築材料が腐ってしまうことも…
僕のように賃貸暮らしならまだしも、これが念願のマイホームで…と考えると絶対防ぎたいですよね。
結露が起こらないようにする為には…
①換気を徹底する
洗濯物の部屋干しや料理中・食事中はもちろん、人間は生活しているだけで大量の水蒸気を発生させています。
それに加えて加湿器の使用等、換気をしないと室内の湿度はどんどん上昇していきます。
こまめに換気をして、室内の水蒸気をできるだけ外に逃がすようにしましょう。特に冬場は室外の空気が乾燥しているので、ちょっとの換気でも効果的です。
※たまに暖まった空気を出すのはもったいないという事で、24h換気を切る人がいるようですが絶対やめましょう
またガスヒーター等、灯油やガスなどの燃料を室内で燃やす方式の暖房機器は、「開放型燃焼暖房器」という分類に属しています。
このタイプは燃焼時に消費燃料とほぼ同等の水蒸気を発生させています。
上記暖房を使っていて結露に悩んでいる方は、エアコンに変えるだけでも結露対策に効果大!!
②窓の断熱性能を改善する
※一般的な住宅で生じる熱の損失を、部位ごとに相対化した値。1999年の省エネ基準(次世代省エネ基準)で建てた家がモデル
⇈の図を見ると暑さの7割、寒さの6割は窓が原因という事が分かります。
要するに窓の断熱性能を上げることが、外の気温の影響を受けにくくするのに最も効果的という事です!
外気温の影響を受けにくい、樹脂サッシやトリプルガラス等を選ぶ事で結露は劇的に減ります。
結露を防ぐためには理論上は他にも『暖房をつけない』や『加湿しない』等の方法もありますが
健康に良くないので現実的には⇈二つになると思います!!
窓の断熱は超重要
断熱材と言えば壁のイメージがありますが、同じくらい窓断熱も重要です!
今から新築検討している方は、冬の結露から発生する健康被害や家の寿命を気にしない為にも
窓の断熱にも、目を向けて計画していってくださいね^^
にしやま
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西山 雄高
前職は某アパレル企業で店長として働いていました。前職での接客の際も、本当にお客様に似合う服はなんなのかを考えながらの接客を心掛けていました。ジャストプラスでも今までの経験を活かし、ご家族の不安を解決し、一生に一度の家づくりが最高の思い出になるようにお手伝いさせて頂ければと思っています。