ウッドショック!!
お久しぶりです!
愛媛県 西条市の工務店JUST+の西山です。
ここ最近バタバタしていて、ブログの更新が滞っていました…(すみません…)
毎回、お家づくりの参考になる知識をお伝えできれば…と書かせていただいているこのブログですが、
今回は今住宅業界を騒がせている『ウッドショック』についてお伝えできればと考えております!
ウッドショックとは…
なんだそれ?と思った方も多いと思うのですが、
簡単に言うと…
『木造住宅の柱等の主な材料である輸入木材の世界的な供給不足が原因で、国産材を含む建築用材の供給が不安定になって価格が高騰している状態』
の事で、実は木造住宅のメイン材料である木材が、この1,2ヶ月で3割ほど金額が上昇しています!
何故このような事態になっているかというと…
原因①…アメリカでのマイホームブーム
今まで通勤時間短縮の為に、都心で月何百万円も家賃を払って住んでいた人たちが沢山いました。
コロナウィルスの大流行きっかけでテレワークが一般化したことにより、そういう人たちが生活の見直しをしはじめ、
『あれ??高い家賃払ってここに住む意味なくない?郊外に家買った方が良くない?』
と感じた人が多くいたのです。
で、コロナの影響による景気悪化という大方の予測をよそに、アメリカの住宅業界はまさかの10年に一度クラスの好景気!
それが原因で日本に輸入木材が入ってきにくくなっており、限られた木材の奪い合いに…
原因②…国内での外国産木材使用率の高さ
ウッドショックは外国産の輸入木材の供給不足が主な原因になってはいますが、
『日本で使用されている建築用木材の半分が輸入材!』
という事も大きく関係しています。
林野庁の最新(令和元年)のデータによると、木材の国内自給率は51%。
2020年の木造住宅の着工数は約48万件なので、その半分にあたる約24万件のお家で外国産木材が使用されています…
要は年間に建てられているお家の約半分のお家が材料不足・価格高騰に悩まされる事態になっています。
とはいえ既に契約しているお客様は待ってはくれないので、多くの会社・工務店が外国産木材の代わりに国産木材であるヒノキやスギを代用し始め…
外国産木材が不足 → 国産木材を代用 → 国産木材も不足
という流れで更なる材料不足・価格高騰に…繋がっているのです。
ウッドショックで木造住宅の価格はどうなる?
結論から言うと、価格への影響はあります!
大手の会社さんなどでは、6月以降に契約した方は追加で50万円必要、と打ち出しをしていたり…
既に全国的な問題となっています。
僕らJUST+もなるべく金額を上げなくて済むように、材料調達の方法などの見直しをしているのですが、それでも上げなくてはいけない部分もありそうです…
今、お家づくりは進めるべき?
今現在、契約前で打ち合わせ中のお客様や引渡しの期限が決まっているお客様に関しては、
可能な限り早く契約をして、必要な木材を確保してもらった方がいいです!
営業トークっぽく聞こえるかもしれないですが、地上波でニュースになるほど輸入木材不足は深刻な事態です…
かといって、急いで後で後悔はしないように、できる限り早く契約できるように動くのがベストだと思います。
逆に、急いでいない方は一旦様子を見てもいいかも…
ただ、原油高騰や人件費の上昇などで、木材以外の建材の価格も上昇しており、ウッドショックとは関係なく建築費用は今後も上がっていくことが予測されます。
また、この状況がいつまで続くのかも分からないですし、ウッドショックが終息したとしても木材費用が元に戻るかどうかも今の段階では分かりません…
なので、待った分金額が落ち着くという事ではないような気もします。
結局、一番大事なのはご家族のタイミングという事!
お悩みの方は是非このブログを元に話し合ってみて下さいね!
にしやま
**********************************************
Instagramもゆるく更新中
完全プライベートですが、フォローお気軽にどうぞ。
just+公式アカウントも是非ご覧ください。
【Instagram】 施工事例(@just_plus)
【YouTube】ジャストプラス-ちょうどいい家と暮らし
**********************************************
西山 雄高
前職は某アパレル企業で店長として働いていました。前職での接客の際も、本当にお客様に似合う服はなんなのかを考えながらの接客を心掛けていました。ジャストプラスでも今までの経験を活かし、ご家族の不安を解決し、一生に一度の家づくりが最高の思い出になるようにお手伝いさせて頂ければと思っています。