注文住宅を買うと『頭金なし』or『貯金する』どっちがいいの？

2020-05-16

注文住宅を買うとき「頭金なし」or「貯金する」どちらがいいの？

私が家を建てた30年前は「家をを建てるなら、頭金は2割くらい用意するほうがいい」といわれていました。例えば、土地と建物で2950万円の家なら590万円くらいはお金を貯めてから”家を建てる”ということになるという事ですね。

貯金がない方は、「お金が貯まるまで、家なんか・・・？」と悩んでた時代だったかもしれませんね。

でも今はめちゃ低金利ということもあり、頭金なしでフルローンを組める金融機関が増えています。

ではでは、『頭金なしで今すぐ家を建てる？』のと『頭金を貯めてから家を建てる？』のでは、どちらがお得なのか？？家づくりはじめるにあたってみなさんかなり悩んむ所でもあるんじゃないでしょうか？

ケース１．注文住宅を頭金なしで購入する

例えば今、家賃8万円のマンションに暮らしているとしましょう。土地と建物で3,000万円のマイホームを35年ローンで建てるなら、『毎月の返済額は約8.5万円』です。（金利１％、ボーナス返済なし）このとき完済するまでの返済額は、『合計3,557 万円』という計算になります。

ケース２．がんばって貯金してから注文住宅を購入する

今度は今から頭金を「月5万円×12ヶ月×5年間＝300万円」貯めて、残りの2,500万円を5年後に35年ローンで借りるケースを考えてみます。同じ条件（金利1%、ボーナス返済なし）で計算すると、『毎月の返済額は7.1万円』、完済までの返済額は2,964 万円です。頭金を加えても『合計3,264万円』なので、頭金なしのケースに比べて300万円近く得するように見えますね。

しかしこの場合、頭金を貯めている5年間、マンションの家賃を支払い続けなければなりません。家賃8万円のマンションなら、「月8万円×12ヶ月×5年＝480万円」の出費です。この分を足すと、住宅にかかる費用は『合計3,744万円』。せっかくがんばって頭金を貯めるのに、頭金なしで買うケースより、200万円近く出費が増えてしまいます。

貯金ゼロでも大丈夫？

結論、頭金を貯めながらマンションの家賃を支払い続けるより、今すぐ頭金なしで住宅購入した方がお得ということがわかってもらえたと思います。『チョッと待った〜！』しかしここで一つ注意点が・・・あるんです。確かに頭金なしでもマイホームは買えますが、しかし、3,000万円の家は、実は3,000万円では買えないのって知ってますか？。住宅を購入には、登記費用や住宅ローンの保証料などの「諸経費」がかかってきます。

諸経費は新築なら物件価格の3％くらい、中古なら6%くらいといわれています。つまり新築3,000万円なら、諸経費は90万円くらいという計算です。あとは引っ越し代や、家具・家電の買替えをするならその費用も必要です。（くわしくは工務店さんに相談してみてください。きちんと教えてくれるはずです。…うん？？と思われたら方は相談くださいね。）

大事なことは、自分たちの理想の家がどれくらいで買えそうか？、将来家族が増えても返済できるのか？、教育費や老後生活費は大丈夫なのか？。自分にとって最適なローンの組み方はどれ？などそういった資金計画をしっかりサポートしてもらえる工務店さんと一緒に家づくりを進めることをオススメします。

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まとめ

もちろん家を買うのには、頭金があった方が有利ですが、しかし頭金を確保できたとしても、今は現金を手元に残しておき、繰り上げ返済などをうまく活用してトータルの費用を抑えた方が良いと自分は思います。

またそれに合わせて自分たちにあった「無理のない金額の家を買うこと」も大切になってきますね。フルオーダーの注文住宅は間取りやデザイン、設備などすべて選べるメリットがありますが、価格が高い・結局どっかで見たことある似たような家になってしまうというデメリットもよく聞きます。

それよりも安い高性能な規格住宅で、自分好みの間取りやデザインが見つかれば、無理な返済に追われることもなく、満足できる家が建てられますよね。

JUST＋は、西条市新居浜市で月6万円台からの家づくりをしています。価格は抑えていますが、ありきたりな家ではなく、私たちプロも住みたいと思うデザインわもちろん性能にもこだわった規格住宅です。

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